「ひよっこ」“島谷ロス”広がる SNSに嘆く声続々「ウソだ 戻ってきて」

[ 2017年7月26日 08:39 ]

連続テレビ小説「ひよっこ」で“ロス現象”が起こった島谷(竹内涼真)(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の第99話が26日に放送され、インターネット上には俳優の竹内涼真(24)演じる大学生・島谷への「ロス現象」が広がった。

 第87話(12日放送)でヒロイン・みね子(有村架純)と恋人になった島谷だが、第97話(24日放送)で破局。島谷の実家の家業が経営難に陥るなど、取り巻く環境ゆえ、好きなまま別れざるを得なかった若い2人の決断は視聴者の切ない涙を誘った。

 第98話(25日放送)は「(バー・月時計で、みね子と別れ話をした後)島谷君、夕べは部屋に帰らなかったようですね」とナレーション。島谷の登場は、みね子とのデートの回想シーンだけ。その時点で早くも「島谷ロス」とつぶやくファンもいた。

 この日、破局した冬から春にストーリー上の時間が経過。島谷は、みね子の隣の部屋に住んでいたアパート「あかね荘」から引っ越し。島谷の部屋には、みね子が以前、働いていた向島電機「乙女寮」の元舎監・愛子(和久井映見)が住むことに。この日、島谷の出番はなく「島谷君が去って以来、空っぽになっていたこの部屋に、この人(愛子)が」とナレーションのみ。一気に「島谷ロス」が広がった。

 SNS上には「島谷君がナレ死ならぬナレ去り」「ウソだ…島谷さん、戻ってきて」「毎朝の癒やしの時間が…つらい」「別れた後のことも描いてほしかった」「えっ、島谷さん もう引っ越ししちゃったの?本当に、みね子ちゃんはありがとうと言えないまま、お別れなんだ。悲しい」などと嘆きの声が相次いだ。

 島谷は第55話(6月5日放送)の初登場以来、女性視聴者を魅了してきた。

 この日の最後、みね子がテレビの生CMに出演することになり、“朝ドラ受け”でおなじみの同局「あさイチ」(月〜金曜前8・15)の有働由美子アナウンサー(48)は「急展開ですね」と驚き。「テレビに出たら、島谷君が見るじゃない。(島谷が)『しまった。こんないい女をなんでオレは連れていかなかったんだ』みたいなことになるから、ちょっといいよ」と語った。

 V6井ノ原快彦(41)は「それぐらいの後悔があるんだったら、(島谷は)なぜもっと(みね子に)言わなかったっていうのはありますよ」、解説委員の柳澤秀夫氏(63)は「島谷を許せねえ。黙って家と縁を切って、みね子と一緒になればよかったんだよ」と憤慨した。

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2017年7月26日のニュース