長谷川博己主演「小さな巨人」最終回16・4% 自己最高で有終の美

[ 2017年6月19日 09:13 ]

俳優の長谷川博己
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 俳優の長谷川博己(40)が主演を務めるTBS日曜劇場「小さな巨人」(日曜後9・00)が18日に最終回を迎え、平均視聴率は自己最高の16・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。

 初回13・7%と好スタート。第2話=13・0%、第3話=11・7%、第4話=13・5%と推移し、第5話では初回を上回る13・9%を記録した。以降、第6話13・5%、第7話12・1%、第8話13・6%、第9話13・7%と推移。最終回は前週より2・7ポイントの大幅上昇で自己最高をマークし、有終の美を飾った。全10話で2桁をキープし、期間平均視聴率は13・6%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出)。

 警視庁と所轄の確執や警察内部の闘いを軸とした警察エンターテインメント。事件の謎解きのみならず、出世や人事も含めたリアルな警察、警察官の姿を描いた。

 「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」などのヒット作を生んだ伊與田英徳プロデューサー(49)、福澤克雄監督(53)が再びコンビ。今回、福澤監督は監修に回り、田中健太氏(37)渡瀬暁彦氏(36)池田克彦氏(35)が演出を担当。伝統ある同枠において30代トリオが演出を務めるのは極めて異例だった。脚本はTBS「TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜」フジテレビ「無痛」などの丑尾健太郎氏(40)。「半沢直樹」などの八津弘幸氏(45)が脚本協力を務めた。

 長谷川が演じたのは、東京の治安を根底から支える警視庁「捜査一課」の刑事・香坂真一郎。将来は、警視庁4万人の現場警察官の頂点に立つ最高指揮官「捜査一課長」を期待されるエリートだったが、ある事件を機に人生が一変。所轄の警察署に左遷。出世街道から外れる一方、懸命な所轄の同僚たちを目にし、刑事としての使命に悩みながらも、自らの正義を信じて悪に立ち向かう。香坂のライバル・山田春彦を岡田将生(27)、香坂の最大の敵となる捜査一課長・小野田義信を香川照之(51)が演じた。

 最終回は、警察と学園の不正の証となる裏帳簿に、香坂(長谷川博己)の父の名前が載っていた。父も17年前の不正に加担していたのか?衝撃を隠せない香坂は、もう一度過去の事件と向き合う。さらに江口(ユースケ・サンタマリア)警部殺害の真犯人像として、新たに小野田(香川照之)一課長が浮かぶ…という展開だった。

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2017年6月19日のニュース