OSK日本歌劇団 創立95周年記念公演 6月に上演 高世麻央「身が引き締まる思い」

[ 2017年4月24日 17:46 ]

 OSK日本歌劇団の創立95周年記念公演「春のおどり」が6月17日から大阪松竹座で上演されることになり24日、同市内で製作発表が行われた。

 源義経を題材にした和物レビュー「桜鏡」とショー「ブリリアント・ウェーブ」の2本立て。トップスター高世麻央は「95周年と聞いて、身が引き締まる思い。100周年に向けての大きな橋をかけられるような公演にしたい」と意気込んだ。

 同劇団は1922年に「松竹楽劇部」として誕生。笠置シヅ子さんや京マチ子らを排出し、長く奈良の近鉄あやめ池遊園地内の円形劇場を本拠地に活動していたが、親会社からの支援打ち切りなどで03年に解散。その後、劇団有志で再び結成した。激動の歴史も乗り越えた2番手スターの桐生麻耶は「本当にいろいろなことがありましたが、何よりもこうやって95年を迎えられるのが幸せ」と話した。

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