水崎綾女 阪神・淡路大震災の日に初めて神戸へ「心が震えました」

[ 2017年1月17日 14:36 ]

水崎綾女
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 女優の水崎綾女(28)が17日、自身のブログを更新。1995年に発生した阪神・淡路大震災から22年となるこの日「あれから22年が経ち、今年初めて震災が起こった日に神戸の街に足を運ぶことができました」とつづった。

 5歳で被災し、避難所で1年、仮設住宅で4年過ごした経験を持つ水崎は「1995年1月17日にあの大きな地震が起こって以来、地震は私の心を恐怖で埋め尽くした。ずっとずっと何年も あの地震が起こってから、1月はしんどかった」と振り返った。

 しかし「あれから22年が経ち、今年初めて震災が起こった日に神戸の街に足を運ぶことができました」と告白。きっかけは昨年撮影した映画「光」で「“自分”という存在を否定し続けていた役と私自身が重なり、光が見つかった時、少し解放された気がした」。さらに「今年は一度向き合ってみよう。私も一筋の光を見つける事が出来るのではないか?そんな気持ちになり、神戸に戻ってくる事が出来た。覚悟を決め、神戸に向かいました」と明かした。

 それでも「東遊園地に着いた時、竹灯籠を見た時、敢えて見ないようにしていた阪神淡路大震災の写真集や資料を見た時、手が震えました。心が震えました。足を運んだからと行って、乗り越えられたわけではない。一生この傷とは付き合っていかなくてはいけないんだ。改めて感じましたが、いいきっかけになりました」と苦しい胸の内を吐露。

 「今回神戸を訪れ、震災を知らない世代や人々と関わり、やっぱり自分の口から伝えていかなくてはいけないんだと実感しました。今はその気持ちでいっぱいです。亡くなった6434人の方々のご冥福をお祈りします」と締めくくった。

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