“不倫評論家”オリラジ中田「妻が許した」は「卑怯者」

[ 2016年11月23日 12:00 ]

「オリエンタルラジオ」中田敦彦
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 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(34)が23日、TBS系「白熱ライブ ビビット」(月~金曜前8・00)に生出演し、今年1年、世間をにぎわせた芸能界の不倫スキャンダルについてあらためて言及。謝罪会見で「妻が許した」と釈明した人々を「卑怯者」とぶった斬った。

 不倫騒動が多かった今年の芸能界。これまで中田は同番組内で、週刊文春に手紙を送ったタレントのベッキー(32)を「あざとい」と批判、 “準公人”と位置付けて「説明責任がある」と追及したほか、ファンキー加藤(37)の騒動の際には「不倫はよくないと言い続けないといけない」と発言。その都度厳しい言葉を発して、共演する演出家のテリー伊藤(66)からは「不倫評論家」などと言われてきた。

 そんな中田に、世間からは「他人が口出しすべきではない」「奥さんが許しているのならそっとしておくべき」といった意見が出たという。それに対し、中田は「この意見こそが大問題の発端。これを逆手に取った“卑怯者”がたくさん現れた」とコメント。謝罪会見で妻が不倫を許してくれたと語る人が続出したと指摘し、「奥さんは許しているのではなくて、許さざるを得ないんです」と力説した。

 その根拠として、夫の不倫で離婚した際の妻側のデメリットを説明。8割以上が養育費を受け取れていないこと、また再就職先もなく、あったとしても得られる収入は貧困層にあたる程度であることをフリップを使って解説した。

 「別れた方が大変なので別れられない。なので許すというコメントをせざるを得ない」との現状を語り「離婚がプライベートな問題であると済まされていると思った」と締めくくった。

 中田の訴えに、MCの女優・真矢ミキ(52)や女性学研究者の田嶋陽子氏(75)の女性陣は拍手。テリーも「紅白(歌合戦)で披露すべき」と絶賛していた。

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2016年11月23日のニュース