高樹沙耶被告 保釈請求せず 身元引受人決まっておらず

[ 2016年11月17日 05:30 ]

高樹沙耶容疑者

 大麻取締法違反(所持)の罪で沖縄地検に起訴された元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)被告が保釈請求をしていないことが16日、分かった。早ければこの日にも保釈される可能性があり、身柄のある那覇拘置支所前には大勢の報道陣が詰めかけたが、弁護士事務所によれば、これまで保釈は請求していないという。

 弁護人が保釈を請求する場合、監督者となる身元引受人が必要。捜査関係者によれば、身元引受人が決まっていないという。さらに、高樹被告は大麻を共同で所持した容疑についてあいまいな供述をしており「そもそも否認したままでは裁判所が保釈を認めることは難しい」と別の捜査関係者は指摘する。

 一方、テレビ番組で石垣島で高樹被告と一緒に暮らしているとされた平山誠元参院議員は「高樹さんの周りの友人で“身元引受人になる”という人が何人もいる。その中からなるのではないか」と話した。薬物事件に詳しい小森栄弁護士は「社会的信用がありしっかりと監督できる人であればいい」と説明。裁判は那覇地裁で開かれるため沖縄在住の方が効率的とした上で「制限住居が本土になっても問題はない」と話した。

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2016年11月17日のニュース