松嶋尚美「原発いじめ」で加害者親に怒り「どういう育て方してきたのか」

[ 2016年11月17日 12:35 ]

「原発いじめ」について怒りをあらわにした松嶋尚美

 お笑いタレントの松嶋尚美(44)が17日、木曜レギュラーを務める日本テレビ系「スッキリ!」(月~金曜前8・00)に出演し、東京電力福島第一原発の事故で横浜市に避難してきた男子児童が転校先でいじめを受けていた問題について言及。加害者児童の親に対し「どういう育て方をしてきたのか」と怒りをあらわにした。

 番組では、原発事故で避難した男子児童が転入先の学校で受けたいじめについて報道。いじめは小2から小6まで続き、同級生から「ばい菌」や「放射能」扱いを受けていた。また、男子児童による手記の内容も取り上げ、その中には「今まで、何回も死のうと思った。でも震災でいっぱい死んだから、僕は生きると決めた」と悲痛な思いがしたためられていたほか、教師の見えないところで殴る蹴るの暴行を受けていたことや「(震災の)賠償金があるだろう」と総額150万円の金を要求されていたことも記されていた。

 被害者児童の訴えに対し、学校側が真摯に対応していなかったことも明らかに。松嶋は「もちろん学校側に問題がある」と話した上で、2人の子を持つ親の立場から怒りの矛先を加害者児童の親へ向けた。「加害者の親、何してるの!どういう育て方したん!なんで気づかへんの!」と顔を紅潮させて批判。さらに「きっちり、耳そろえて150万円返し!って思うし、謝りに来いとも思う」と続けた。

 また、加害者側へも学校側からの報告がなかったことに触れ「あんたたちもかわいそうや。自分の子供のことを誰からも教えられていないのだから」とバッサリ。MCを務める「極楽とんぼ」の加藤浩次(47)から「(話が)耳に入っていも“うちの子に限って”ってところもあったかもしれない」と指摘されたが「そうだったら、大バカやね!」と怒りが収まることはなかった。

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2016年11月17日のニュース