黒田200勝お預けも高い注目 地元視聴率は27・2%、占拠率43・4%

[ 2016年7月7日 09:49 ]

<中・広>2回2死三塁、捕逸で本塁ベースカバーに入り、三走・ナニータ(左)と交錯し、先制の生還を許す黒田

 広島の黒田博樹投手(41)が日米通算200勝を懸けて登板した6日のプロ野球、広島―中日戦(金沢)を生中継した地元局・RCC(TBS系)の平均視聴率が27・2%(ビデオリサーチ調べ、広島地区)だったことが7日、分かった。

 6回3失点で敗戦投手となり200勝はお預けとなったが、午後6時15分から7時の占拠率(シェア=該当局の視聴率が放送全体の視聴率に占める割合)は43・4%、午後7時から8時42分までの占拠率は39・5%と、偉業達成を期待する地元ファンの高い注目が集まった。瞬間最高視聴率は午後7時43分の32・7%。

 黒田は19年ぶりの北陸・金沢の地で登板。5回までは4安打1失点と粘投も、6回に味方が追い付いた直後に3番・平田に勝ち越し二塁打を浴びる。続くビシエドにも適時打を打たれ失点。6回3失点で4敗目を喫した。打線も今季最多の5併殺を奪われ、黒田を後押しすることはできなかった。

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2016年7月7日のニュース