ピース又吉 次回作の執筆「半分ぐらい」不倫ネタは「イメージできない」

[ 2016年6月9日 17:21 ]

筆記具ブランド「モンブラン」ブランド創立110周年セレモニーに登場した「ピース」の又吉直樹

 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(36)が9日、東京・日本橋で筆記具ブランド「モンブラン」ブランド創立110周年セレモニーに出席。昨年第153回芥川賞を受賞した「火花」に続く、新作について「書いてます」と鋭意執筆中であることを明かした。

 「火花」はお笑い芸人の世界を描いているが、「今回も人間が出てきます。いろんなジャンルがある中で、人間を描きたい。お笑い芸人ではないけど、書きたいものを書きたいと思う」。4月のイベントでは「(アイデアが)降りてきました。まだ半分も書いてない」としていたが、現在の執筆状況は「半分ぐらい」とし、「間に(3日発売の)新書もあったりして、最近また(小説の執筆を)再開しました」と話した。

 相方の綾部祐二(38)からは「熟女と青年が出会う話にしたらどうか」との提案もあったというが、「採用の予定はないです」とキッパリ。ファンキー加藤(37)のW不倫騒動については「驚きましたね」とし、小説のネタとしてのW不倫については「僕がそこまでの複雑な話を書ける力があるとは思えない。なかなかイメージできない」と話した。
 最もモンブランが似合う著名人として、ブランドアンバサ―に就任した又吉。「僕でいいんですか?とは思ったかけど、光栄なことなので。(今までに)アンバサダーに就任したことはなかったですね。想像もしてなかった」と感慨深け。自身のサインが刻印された世界に1つだけしかないオリジナル万年筆を送られ、「名前を入れてもらっているのが世界に1つで嬉しい。ここぞという時に使いたい」を笑顔。普段の執筆にはノートPCを使っているが、「その前に段階はノートで書いてます。日常使いにしていいのか、せっかくやから、大事に使いたい」。婚姻届へのサインにも使えそうだが、「予定はないですけど、その時は使わさせていただきたい」と話した。

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