文枝“第2の繁昌亭”候補地に神戸・新開地「来春には道筋を」

[ 2014年12月10日 09:15 ]

会見で笑顔をみせる桂文枝

 上方落語協会の桂文枝会長(71)が9日、大阪市内で上方落語台本大賞・入選作発表会見に出席し、天満天神繁昌亭(大阪市北区)に続く“第2の繁昌亭”建設構想について、神戸市兵庫区の新開地を有力候補地としていることを明かした。

 阪神・阪急などが乗り入れる新開地駅の北側にある商店街の一角で、200席規模の寄席小屋を建てたい意向。集客面や環境整備、資金面などハードルは残るが、「繁昌亭という名は付けたいですね。阪神淡路大震災から20年を迎える来春には、道筋をつけたいと考えている」と語った。

 第2の繁昌亭プランは協会情報誌の企画で、笑福亭鶴瓶(62)と対談した4月に浮上。新開地は明治時代から1950年代にかけて、芝居小屋などが立ち並んだエリアとして知られる。

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