瑛太&龍平 原作完結も「まほろ駅前」シリーズ継続に期待

[ 2014年10月18日 15:28 ]

映画「まほろ駅前狂騒曲」の舞台あいさつに出席した(左から)大森立嗣監督、真木よう子、瑛太、松田龍平、高良健吾、永瀬正敏

 俳優の瑛太(31)と松田龍平(31)が主演の映画「まほろ駅前狂騒曲」が18日、全国約200スクリーンで初日を迎えた。2人は共演の高良健吾(26)、真木よう子(32)、永瀬正敏(48)、大森立嗣監督(44)とともに東京・新宿ピカデリーで舞台あいさつ。瑛太は「この映画が独り歩きして、日本全国のお客さんに伝わればうれしい」と感慨深げに話した。

 2010年の映画「まほろ駅前多田便利軒」、13年の連続ドラマ「まほろ駅前番外地」に続くシリーズ3作目。観客から「おかえりなさい」の一斉コールを受けた2人は照れることしきりで、松田が「帰ってこられてうれしい」と感謝を述べた。

直木賞作家・三浦しをんさん(38)の原作小説は「狂騒曲」で完結しているが、松田は「この流れでいけば、次はドラマかな」とシリーズの継続を示唆。高良も、「次があれば、もっと違うことができると思う」と期待を交え意欲を見せた。

 2人は公開に向け、約170媒体の取材を受け、瑛太は「龍平とはデビュー作から一緒で、“まほろ”も人生において大事な作品になった。続けられるかはお客さんにかかっています」と期待。松田も「長く同じ役をやらせてもらい、客観的になれていないところもあるが、それだけ思い入れのある役、作品。たくさんの人に見てもらいたい気持ちの表れです」と話した。

 ただ、ドラマから参加している紅一点の真木は2人について「怖い。凶器みたいな2人」と批評。「懐に入っていったらボコボコにされるから、ある程度の距離感を持たなければいかなかった」と語り、会場の笑いを誘っていた。

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