ローマ国際映画祭で三池監督に特別賞、日本人で初

[ 2014年9月21日 01:50 ]

 ローマで10月16日に開幕する第9回ローマ国際映画祭で、独創的で多数の作品を生み出す監督に贈られる特別賞「マーベリック賞」が、三池崇史監督(54)に授与されることが、20日までに発表された。日本人の同賞受賞は初めて。

 同映画祭のコンペティション部門の一つ「ガラ部門」には、福士蒼汰が主演する三池監督の最新作「神さまの言うとおり」が出品されることも決定。主催者側は「リアルな世界に豊かな想像力が加わったエキサイティングな作品。ありふれた作品でないところが魅力だ」と評価している。

 三池監督はマーベリック賞受賞について「タフなローマ映画祭に敬意を表します。ローマの皆さんと一緒に楽しめる日を楽しみにしています」とのコメントを発表した。

 映画祭は10月25日まで。三池監督は、ホラーやアクションなどの作品で知られる。

 昨年の同映画祭では、コンペティション部門に出品された「セブンスコード」の黒沢清監督に最優秀監督賞が贈られた。(共同)

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2014年9月21日のニュース