「チューリップ」ギタリスト安部俊幸さん死去 居住していたインドで

[ 2014年9月9日 14:47 ]

 「心の旅」「サボテンの花」「虹とスニーカーの頃」などの代表曲を持つバンド「チューリップ」のギタリスト、安部俊幸さんが7月7日、脳出血のため居住していたインドで亡くなっていたことが分かった。64歳だった。福岡県福岡市出身。9日、所属レーベルのビクターエンタテインメントが発表した。

 葬儀は故人の強い意志に従い、現地で近親者のみの密葬で執り行った。遺族の意向により偲ぶ会などを開催する予定もないという。

 安部さんは1971年、リーダーの財津和夫(66)の誘いでバンドに参加し、翌年にデビュー。バンドは73年に発表した「心の旅」が大ヒットし、一躍人気を得た。85年にバンドを脱退したが、89年の解散ツアーにはゲストとして参加。バンドは97年に再結成し、以後4度再結集。08年に再びバンド活動にピリオドを打ったが、12年に結成40周年を記念して再結集し、安部さんもライブツアーに参加していた。

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