テレ朝社長「徹子の部屋」を評価「健闘している」

[ 2014年4月22日 15:41 ]

黒柳徹子

 テレビ朝日の早河洋社長(70)は22日に定例会見を行い、正午に放送時間を繰り上げた長寿トーク番組「徹子の部屋」について「健闘している」と評価した。

 「徹子の部屋」は21日までの放送で平均5・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と民放2位の視聴率を獲得。早河社長は「10%、15%を取るとは想定していない。午後帯の早い時間でやっていた時の数字よりはやや上がってほしいという期待はしていたが、その部分では健闘している」とした。

 ただ、その後に放送している「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」では平均4・2%と下がる傾向にある。「料理番組は『徹子の部屋』とのパッケージになっているので、12時台の平均ではこれまでと横ばい。これまでテレビ朝日のワイドショーを見ていた層もいたわけですから、ワイドショー好みの方々が他局のワイドショーに流れた形跡がある」と現状を分析した。

 テコ入れなどについては「まだ視聴習慣がついていない段階。今の段階では早計だと思う。今のできるのは中身を強化していくことしかない」と慎重な考えたを示した。

 他局での同時間帯ではフジテレビのみが大幅な改編に踏み切っている。視聴率にはスタート当初から苦戦が続いているが「おそらく当該局に聞いてもこれから強化していきますという答えしかないと思う」とだけ答え、明言は避けた。

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2014年4月22日のニュース