優子が指名!「ヘビロテ」センター後継は“超絶”美少女

[ 2014年4月7日 05:30 ]

「ヘビーローテーション」を歌う向井地美音(右)と渡辺麻友

 AKB48のライブイベント「リクエストアワー セットリストベスト200」のベスト100の発表が6日、さいたまスーパーアリーナで行われた。6月8日の卒業セレモニーを控える大島優子(25)は「泣きながら微笑んで」の1曲だけ歌唱。大ヒット曲「ヘビーローテーション」のセンターは自ら指名した期待の新人・向井地美音(16)に任せた。

 その位置に立ったのは松井珠理奈(17)でも山本彩(20)でもなかった。梅田彩佳(25)が「次の曲のセンターは大島優子が指定しました!」と紹介した39位の「ヘビーローテーション」。最前列のど真ん中で「ワン、ツー、スリー、フォー」とカウントしたのは向井地だった。

 1万8000人の観客はどよめいたが、すぐに「ミオン!」「超絶かわいいミオン!」の掛け声。今年2月の「大組閣」で研究生からチーム4へ昇格した期待の新人の顔と名前は、すでにファンの間で知られていた。本人も大抜てきに動じた様子はなく、満面の笑みで歌唱。渡辺麻友(20)と顔を寄せ合いながらマイク一本で歌う姿も堂に入っていた。

 もともと子役として活躍。ドラマ「アンフェア」シリーズでは篠原涼子(40)演じる主人公の娘役を務めた。ルックスやパフォーマンス、研究生時代からの人気もさることながら、大島も子役出身だけにシンパシーを感じたとみられる。向井地がこの日着用した衣装は大島のものだった。

 大島は13位の「泣きながら微笑んで」で登場。会場に「ウオーッ」と地鳴りのような歓声が響いたが、切々と歌うバラードに、すぐに静まり返った。大島は緑色のペンライトが揺れる会場の花道を感慨深げにゆっくりと歩いた。歌い終わると、ただ「ありがとうございました」とあいさつ。静かに頭を下げ、ヘビロテのセンターについて何も語らないままステージを去った。

 メンバーたちがアンコールを含め100曲以上を歌い踊ったライブは計約8時間に及び、AKB史上最長。大島の卒業が刻々と迫っていること、世代交代の波が押し寄せていること、新しいエースの出現に期待がかかることを強く印象づけた。

 ◆向井地 美音(むかいち・みおん)1998年(平10)1月29日、埼玉県生まれ。AKB加入前は子役としてNHK大河ドラマ「利家とまつ」(02年)や映画「踊る大捜査線THE MOVIE2」(03年)などに出演。13年1月にAKB15期生オーディションに合格。同年6月に劇場公演デビュー。今年2月に研究生からチーム4に昇格。血液型O。

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