佐藤健 刑事役に初挑戦!“変人”渡部篤郎と凸凹親子

[ 2014年1月30日 21:55 ]

4月スタートの連続ドラマ「ビター・ブラッド」で親子刑事を演じる渡部篤郎(左)と佐藤健

 俳優の佐藤健(24)が刑事役に初挑戦する。4月にスタートするフジテレビの連続ドラマ「ビター・ブラッド」(火曜後9・00)で、俳優の渡部篤郎(45)と親子刑事を演じる。

 作家・雫井(しずくい)脩介氏(45)の同名小説を映像化。新米刑事の佐原夏輝(佐藤)は少年時代に別離して以来、犬猿の仲の父・島尾明村(渡部)が所属する銀座警察署刑事一課に配属され、よりによって父の“相棒”にされる。夏輝は困った人を放っておけない涙もろい人情家。一方、父ははキザでプレーボーイ風の変わり者で、オシャレへのこだわりも強いベテラン刑事。2人の掛け合いをコメディータッチで描く。

 佐藤は同局の連ドラに初主演。「凸凹な親子のバディのお話、ということで脚本を読んでとてもワクワクしました。僕自身、子どものころに『踊る大捜査線』を見て警察官にあこがれたことがあったので、そういう意味でもとても気合が入っています」と意気込み。

 本格的に初共演する渡部については「本当にスーツの居住まいがカッコよくて、ダンディーで、すてきすぎるお父さんです。スピーディーなストーリー展開と親子のコミカルなやり取りをお楽しみください」と収録が始まって間もないが、早く共演シーンに手応えを感じている。

 同局の中野利幸プロデューサーは「最悪な仲の親子が刑事でバディという原作の設定を読んだ時に、目からウロコが落ちました。刑事ものでありながら、親子ものであるという普遍的かつ斬新な企画をなぜ、今まで気づかなかったのかと。数年来の夢がやっと実現できて、本当にうれしいです」と喜び。

 「佐藤健さんは自然体な芝居ができる、今、最も輝いている俳優だと思うので、このドラマの主人公像にまさにピッタリでした。久々のコメディー演技を満喫している渡部篤郎さんとの凸凹親子ぶりも素晴らしい化学反応が起こると思います」と期待している。

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