張監督 子ども3人認める 一人っ子政策違反疑惑で

[ 2013年12月1日 23:33 ]

 「紅いコーリャン」などの作品で知られる中国映画界の巨匠、張芸謀監督が一人っ子政策に違反しているのではないかとの疑惑で、張監督の事務所は1日、妻との間に3人の子どもがいることを認め、計画出産当局の調査に協力するとの声明を発表した。中国メディアが伝えた。

 張氏をめぐっては「7人の子どもがいる」との情報が伝えられ、計画出産当局が調査を始めていたが、張氏は沈黙を保ってきた。

 声明は「隠し子がいる」などの情報には反論する一方、3人の子どもの存在を認め「遺憾の意」を表明。「(今後)さらに良い多くの作品をつくるよう努力する」としている。

 中国当局が政策違反を認定すれば、罰金を科すとみられている。(共同)

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2013年12月1日のニュース