宮沢和史休養コメント全文「身と心がガタガタと軋み始め、悲鳴を…」

一時、歌手活動を休止する「ＴＨＥ　ＢＯＯＭ」の宮沢和史

　「ＴＨＥ　ＢＯＯＭ」のボーカル・宮沢和史（４７）が今月から約４カ月、歌手活動を休止することになった。７日、公式サイトで発表された。

　数年前から首の痛みに悩まされ、ここ数カ月で症状が悪化。精密検査を受けた結果「頸椎症性神経根症」と診断され、静養と手術が必要になった。

　「頸椎症性神経根症」は、頚椎の変化により脊髄から外へ出てきた神経根が圧迫され、首から肩、腕、指先にかけ、しびれや痛みが見られる症状。

　宮沢のコメントは以下の通り。

　デビュー以来２４年間、立ち止まる事なく走り続けてまいりました。２５周年である２０１４年を目前にして、応援、期待し続けてくださったファンの皆様、そして、支えてくださった関係者の皆様への感謝の思いを、色づく季節の推移とともに、日増しに深めているところであります。

　しかし、長年走り続けた無理が知らぬ間に蓄積していたのでしょうか、ここへきて、なってしまいました。

　人間としてまだまだ志し半ばですが、ここで一旦マイクを置き、自分自身、そして、自分が進むべき音楽の道というものをもう一度見つめ直そうと思います。無理のない範囲においての仕事は続けてみようと思っていますが、ステージやメディアの前における歌手活動はしばらくお休みさせていただきます。多くの方にご迷惑をかける事を本当に申し訳なく思っています。

　日本列島が緑に染まり始める頃を目標に、もう一度スポットライトが浴びられるよう、しっかりと静養させていただきます。今まで以上に元気な宮沢になって戻ってきます。