八代亜紀とMay J.まさかの企画ジャズ共演で大当たり!

[ 2013年7月27日 06:00 ]

歌番組で初デュエットした八代亜紀とMay J.(右)

 テレビ番組のカラオケ採点企画で高得点を連発し“カラオケ女王”として話題の歌手May J.(25)が、演歌の女王八代亜紀(62)と歌番組で初共演した。来月10日放送のNHK総合「オンガクジェネレーション」(土曜後11・00)で、このほど東京・渋谷のNHKホールで収録に臨んだ。

 番組の趣旨は世代の異なる2組の歌手による共演。今年3月に米ニューヨークの名門ジャズクラブでライブを成功させ新境地を開いた八代とデュエットしたのは、ジャズのスタンダードナンバー「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「オーバー・ザ・レインボー」など3曲。歌唱中に緊張していた自身の背中を八代が優しく支えてくれたといい「深みのあるソウルフルな歌声と、一瞬で自分の世界をつくってしまうオーラ。本当に素敵な方で“恋”をしてしまいました。私もいつかこんな人になりたいと思いました」と感動の面持ち。イラン出身の母親も来日当時に八代の代表曲「雨の慕情」(80年4月発売)がヒットしていたことから今でも歌えるそうで「私もいま八代さんのビブラートを練習中です」とはにかんだ。

 八代は「若いMay J.さんから刺激をもらい、素敵な音楽のコラボレーションになりました」と満面の笑み。舞台裏でライブに臨む心構えなどをアドバイスし、さらなる成長に期待を寄せた。2人の美しいハーモニーに聴き入った中村雅郎チーフプロデューサーも「まさかのコラボレーション企画。うまくハマるかどうか?ある種の賭けではありましたが、結果は大当たりでした」と太鼓判を押した。

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2013年7月27日のニュース