水道橋博士「…NOマネー」降板正式決定「真相は文書でお伝えします」

[ 2013年6月29日 06:00 ]

「たかじんNOマネー」を正式に降板した水道橋博士

 タレントの水道橋博士(50)が、レギュラー出演していたテレビ大阪の討論番組「たかじんNOマネー」(土曜後1・00)を降板することが28日、正式に決まった。同局が、「今後の出演継続がかなわなくなりました」と発表した。

 水道橋博士は、15日の生放送中、ゲスト出演した橋下徹大阪市長が「小金稼ぎのコメンテーター」と発言したことに怒り、「きょうで番組を降ろさせていただく。(小金稼ぎとは)違います」と途中退場。出演予定だった22日放送分の収録を欠席し、ツイッターで番組復帰について「2万%あり得ません」と、橋下氏のかつての発言を用いて表明していた。

 2011年の番組スタート時からの主要メンバーだっただけに、同局では慰留を決め、次回収録の29日に向け所属事務所と交渉を続けてきたが、27日夜に「番組降板の正式な申し入れがあり、今後は交渉を行わない」とした。また、「メッセンジャー黒田さん、八代英輝弁護士が22日放送分から新レギュラーに加わり増員したこともあり、博士さんの位置に新たな出演者が入ることはないと思う」と語った。

 この日、水道橋博士はツイッターで同番組スタッフに向け感謝を伝え、「事の真相は時間を経て、Twitterではなく、長考してタイミングとポジションを踏まえて文書でお伝えします」とコメントした。所属事務所では、降板について「局側から熱心に引き留めて頂いたが、本人の言葉を重くみた」と説明。“事の真相”については、「博士の中でもいろいろな思いがあるようで、整理する時間が必要。いつどういう形で伝えるかは現状、何とも言えない」と明言を避けた。

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2013年6月29日のニュース