川名さん「ようやくここまで来た」 俳優出身、片道切符でNYへ

[ 2013年6月10日 17:54 ]

 米トニー賞で作品賞を受けたミュージカル「キンキーブーツ」のプロデューサーを務めた川名康浩さん(52)が10日、共同通信の電話取材に応じ、「ようやくここまで来ることができた。本当にうれしい」と喜びを語った。

 川名さんは同作のプロデューサー二十数人のうちの一人。「最後までハラハラしたが、作品名が呼ばれたときは席から跳び上がり、ほかのプロデューサーと抱き合って喜んだ。興奮と喜びでいっぱいでした」と振り返る。

 川名さんは劇団四季などの俳優を経て、1993年に渡米。現在は日米を往復しながらブロードウェーミュージカルの制作に携わっている。プロデュース作品のトニー賞ノミネートは3年連続。「とにかくミュージカルが好きで、片道切符でニューヨークに渡った。支えてくれた多くの人に感謝したい」と語った。(共同)

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2013年6月10日のニュース