フジテレビ社長昇格 亀山氏への期待「カメノミクスで視聴率回復を」

[ 2013年5月16日 07:05 ]

10年5月、映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3」のイベントで主演の織田裕二(右)と笑顔を浮かべる亀山千広氏

 フジ・メディア・ホールディングスは15日、子会社のフジテレビ社長にドラマ制作や映画事業で手腕を発揮した同社の亀山千広常務(56)を昇格させる人事を発表した。

 この日の決算発表で嘉納修治専務(63)は「“カメノミクス”で大きく収益を上げ、視聴率も回復すると信じている」と述べた。フジテレビの豊田皓社長(67)は持ち株会社であるフジ・メディアの社長も退いて両社の副会長となり、持ち株の社長には太田英昭副社長(66)が昇格。両社の会長を兼任している日枝久氏(75)は留任する。いずれも6月27日付。

 また、テレビ東京は日本経済新聞社顧問の高橋雄一氏(61)が社長になり、島田昌幸社長(68)は代表権のある会長に就任する人事を内定した。6月21日の株主総会後の取締役会で正式決定する。

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