ジャスティン・ビーバー 著作権侵害で訴えられる

[ 2013年5月9日 16:13 ]

著作権侵害で訴えられてしまった人気歌手のジャスティン・ビーバー

 カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバー(19)が著作権侵害で訴えられている。

 今回ジャスティンはアッシャーをフィーチャリングに迎えて2010年に発表した楽曲「サムバディ・トゥ・ラブ」を巡って訴えを起こされており、R&Bシンガーのデヴィン・コープランドと作曲家のマレイオ・オーヴァートンの2人が同曲の所有権を主張しているという。この主張によれば、ジャスティンが発表した同シングルはタイトルだけでなく、拍子記号やビートのパターンに至るまですべて2人が作った楽曲と同じだという。

 さらに、本件の主張を立証するため2つの曲の間のコードと歌詞の類似性も指摘しているようだ。デヴィンとマレイオは声明で「2つのバージョンの『サムバディ・トゥ・ラブ』の間にこれほどの類似点がある可能性などゼロに等しいはずなのです」と述べている。

 また、音楽スカウトが2人の制作した同曲をジャスティンのではないアルバム「レイモンドVレイモンド」に収録してもらうことを視野に2009年、アッシャーにその曲を持ち込んでいたという。

 しかし、アッシャーは翌2010年にリミックス・バージョンという形で「サムバディ・トゥ・ラブ」をジャスティンとレコーディングしていた。

 今回の訴えでは、ユニバーサル・ミュージック・グループを含めて19の組織・団体などが被告側に立たされている。

 ドバイではステージでファンに襲われるなど、なんとも災難続きなジャスティンだ。

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2013年5月9日のニュース