過去最高42万2000人動員 沖縄国際映画祭が閉幕

[ 2013年3月31日 06:00 ]

 23日から宜野湾市などで開催された第5回沖縄国際映画祭が30日、閉幕し、ファン審査員と観客投票で決まる海人賞グランプリに、ジャッキー・チェンが監督を務めた香港映画「ライジング・ドラゴン」(Laugh部門)と、フー・ティエンユー監督の台湾映画「デビーの幸せな毎日」(Peace部門)がそれぞれ選ばれた。チェン監督は「6年間準備して撮影に1年かけた作品。いい知らせをもらった」と、喜びのコメント。審査員特別賞「ゴールデンシーサー賞」は、インド映画「バルフィ!」(監督アヌラーグ・バス)が受賞した。

 最終日の舞台では、NMB48が半袖姿で熱唱。山本彩(19)は「沖縄は第2の故郷みたい。また来られてうれしい」と笑顔をはじけさせた。

 8日間で過去最高となる42万2000人を動員。同映画祭の実行委員長を務める吉本興業・大崎洋社長は「映画祭らしい映画祭になった。会場に来てくれた子どもたちが大きくなったとき、沖縄がエンターテインメントの島になっているように、絶対にしたい」と語った。来年は3月23~30日に開催される。 

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2013年3月31日のニュース