中村勘九郎 紅白のゲスト審査員に「父が司会をした紅白…すごく幸せ」

[ 2012年12月24日 17:31 ]

紅白歌合戦の審査員を務める中村勘九郎

 大みそかの「第63回紅白歌合戦」(後7・15)のゲスト審査員10人が24日、発表され、歌舞伎俳優・中村勘九郎(31)が出演することになった。

 父・勘三郎さん(享年57)を5日に亡くしたばかりだが、勘三郎さんの存命中に出演を承諾していた勘九郎。勘三郎さんは1999年に紅組の久保純子アナウンサー(40)とともに白組の司会を務めた。勘九郎は「父が司会をした、そして大好きだった紅白歌合戦という日本一のお祭りをすぐ近くで体感できるなんて…!すごく幸せです」とコメントを寄せた。

 ほかの9人は女優の綾瀬はるか(27)競泳の入江陵介(22)教育評論家の尾木直樹(65)落語家の桂文枝(69)作曲家の菅野よう子(48)女優の樹木希林(69)サッカーの澤穂希(34)横綱・日馬富士(28)レスリングの吉田沙保里(30)。

 来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で主演を務める綾瀬は「紅白歌合戦を会場で見られるなんてとても幸せです。素晴らしいアーティストの方々の競演を心から楽しみにしています。紅白歌合戦を見て、日本全国のみなさんと良い年を迎えられたらと思います」

 今年7月、六代目を襲名した文枝は「いままで応援団で出して頂いたことは何度かありますが審査員は初めてで、日本を代表する多くのアーティストの皆さんを目の前で見られるなんて、想像するだけで今から興奮しております」
 
 今年11月に国民栄誉賞を受賞した吉田は「今年は五輪3連覇、世界大会13連覇を達成し、国民栄誉賞も頂くことができ充実した1年でした。さらに1年最後の日に紅白の審査員をさせていただくことになり、最高の締めくくりとなりました」とコメントを寄せた。

続きを表示

2012年12月24日のニュース