桂雀松 三代目桂文之助を襲名へ!83年ぶりの復活

[ 2012年12月4日 06:00 ]

来年10月に三代目桂文之助を襲名することになり会見した桂雀松(中央)と、同席した桂ざこば(右)、桂南光

 落語家の桂雀松(56)が来年、上方落語の大名跡・三代目桂文之助を襲名することになり3日、大阪市内で会見した。

 襲名披露興行は来年10月に大阪から始まり、同12月の新神戸オリエンタル劇場で千秋楽を迎える。初代文之助は「桂派中興の祖」とされる初代桂文枝門下の四天王の一人で、二代目が没してから83年ぶりの復活となる。

 雀松は1975年に故桂枝雀さんに入門。古典落語のほか、狂言師と舞台を共同製作するなど多方面で活躍中。「名に恥じないよう一生懸命務めたい」と意気込んだ。同席した桂ざこば(65)は「襲名をきっかけに大きくなってください。面白いこと言えなくてすみません」と笑わせた。

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