宮迫は「初期の胃がん」も「取ってしまえば大丈夫」

[ 2012年12月4日 06:00 ]

ABCテレビ「雨上がりのやまとナゼ?しこ」の収録に参加した宮迫博之(左)と蛍原徹

 胃の疾患により休養するお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(42)が3日、大阪市内でテレビ番組の収録に参加し、病状について初めて自ら説明した。

 病名は明かさなかったものの「大変なことみたいで」と重い病気であることを告白。周囲には「初期の胃がん」と説明している。宮迫は「取ってしまえば大丈夫。信じられへんくらい早く見つかった」と強調。6日に入院し、数日中に手術を受ける。

 宮迫はこの日、冠番組「雨上がりのやまとナゼ?しこ」(関西ローカル、ABCテレビ)の収録に参加。番組冒頭で自身の病気に触れ「大変なことらしいんやけど、取ってしまえば大丈夫みたいです」と説明。具体的な病名は明かさなかったものの、仕事先などには「初期の胃がん」と報告している。

 収録は来年1月8日放送分で、冒頭に相方の蛍原徹(44)が「新年1発目、今年もよろしくお願いします」とあいさつ。宮迫が「昨年はいろいろありまして…」と続けたところで、蛍原が「お前どうやねん?」と心配そうに質問。宮迫は両手を広げ「見てみ?この感じで死ぬけ?」と笑顔を見せた上で「病気自体は結構なもんやけど、ほんまに早期発見やった。信じられへんくらい早く見つかった」と強調した。

 宮迫は11月初旬、6年ぶりに都内で人間ドックを受診。当初バリウム検査が予約されていたが、当日に胃カメラ検査に変更。宮迫は「無理言って変えてもらったら、見つかった」と偶然の発見だったことを明かした。

 人間ドックで「胃がんの疑いがある」と診断されたため、都内の複数の病院で精密検査を受診。先月27日ごろに初期の胃がんと診断された。6日に都内の病院に入院し、その後すぐに開腹手術する。経過次第では年内にも退院し、早ければ年明けにも仕事復帰する見通しだ。本人が会見する予定はないが、所属事務所が一両日中にも詳しい病名などを公表する。

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