小澤亮太 生死さまよった過去明かす「それ以来、一日一日を大切に」

[ 2012年11月30日 08:06 ]

高校生の話に聞き入る(左から)美山加恋、小澤亮太、相葉裕樹

 俳優の相葉裕樹(25)小澤亮太(24)秋元龍太朗(17)が29日、女優の美山加恋(15)の通う東京都目黒区の日出高校で公開討論会に参加した。

 3人が共演する舞台「3150万秒と、少し」の内容にちなみ、「生きること」をテーマに討論。美山ら同校の生徒と秋元が将来の夢や高校生活の悩みなどを語り、小澤と相葉らが“先輩”として答える形で進んだ。

 「やりたいこと」を聞かれて「世界一周」や「親を食事に連れて行きたい」と語る学生に、小澤は「僕が17歳の時に比べて、みんな具体的。僕は全然そうじゃなかったな」と関心しきり。

 舞台はクラス旅行中の事故で、相葉と小澤2人が生き残る物語。小澤は「過去に生死をさまよったことがある。それ以来、一日一日を大切に生きていこうと思っている」と明かした。相葉は「この作品を通して、生きているからこそ味わえる喜びや、なぜ生きているかなど考えてもらいたい」と話した。

 美山は「もし自分があと1年の命だったら、ずーっと芝居をしたい」と真剣な表情。一方で「大きな声で叫んだり、暴飲暴食もしたい。でもみんなに迷惑をかけるから…」と意外な本音ももらした。

 舞台は来年2月15~24日、東京・天王洲銀河劇場で上演される。

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2012年11月30日のニュース