吉永小百合 10代「唯一のデート」で共演俳優におごる

[ 2012年10月22日 13:45 ]

出演映画のポスターの前に立ち、思い出話をする吉永小百合

 女優の吉永小百合(67)が22日、西武ギャラリー(東京都豊島区)で行なわれる「吉永小百合展一生生徒で…」(23日から31日まで)の記念式典に出席。俳優の浜田光夫(69)や松原智恵子(67)ら日活時代の同級生たちが駆けつけ、“同窓会”さながらの懐かしい雰囲気に包まれた。

 吉永は、青春時代をともに過ごした仲間たちが登場すると思わず笑顔。ロケ先で共演者と枕投げや相撲をとった10代の思い出話に花を咲かせた。

 恋人役など44本の映画で共演してきた浜田は「唯一のデート」という16歳の時のエピソードを披露。新宿で一緒にみつ豆を食べた後、「男の人が先に立って払うものなのよ」と吉永からお金を渡され、諭されたという。「15歳の少女におごってもらいました」と浜田は苦笑い。吉永は少し困った表情を見せつつも、「映画で素晴らしい恋愛をやらせて頂いて、逆に普段は兄弟というか同級生のような感じ。だから44本も一緒に出来たのね」と話した。

 同展は、吉永の新作映画「北のカナリアたち」(11月3日公開)の公開を記念して開催。女優として歩んできた55年の歩みを日活入社時の履歴書など約350点のゆかりの品々でたどる。

 吉永は、「気恥ずかしい」と開催にためらいも感じたというが、日活100周年、東映60周年という節目に「私の今までの足跡を見ていただくのも良いのではないか」と決心した経緯を明かした。

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2012年10月22日のニュース