寺島しのぶが若松監督に贈ったジャケット「これを着せて逝かせたい」

[ 2012年10月20日 18:01 ]

 17日に亡くなった映画監督・若松孝二さんの2010年作品「キャタピラー」に主演し、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶ(39)が、18日夜に若松監督の自宅に弔問に訪れた際の秘話を明かした。

 19日付の自身のブログで「お別れ」と題し「監督のお宅へ。わたしなりにお別れしてきました」と寺島。以前、寺島がプレゼントした「ISSEY MIYAKE」のジャケットを若松監督が気に入って頻繁に着ており「監督の娘さんが“これを着せて逝かせたい”と言ってくださり、私自身もとても嬉しく思いました」と2人のきずなの強さをうかがわせた。

 最後は「“しのぶちゃん”と呼んでくださっていた、少し訛りのある監督の声が耳に焼き付いています」と結び、故人を思い返していた。

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2012年10月20日のニュース