小林幸子 涙のインディーズ再出発「やっとです」 さだまさしが支援 

[ 2012年9月27日 13:57 ]

さだまさしからのメッセージに涙を流す小林幸子

 演歌歌手の小林幸子(58)が27日、都内で新レーベル発足&新曲発表会を行った。

 「やっとです。ずっとずっと自分自身の中で待ち続けて、ファンの皆さんが待ち望んでくれた新曲をやっと出すことができました」。17年間所属した日本コロムビアと契約解除したため、インディーズから再出発。自主レーベルで10月17日に発売する新曲のタイトルは「茨の木」。作詞・作曲をさだまさし(60)が担当している。

 「さだにぃ」と慕う兄貴分に、電話で「サチ(幸子)は明るさがとりえだから明るい記者会見をやらなきゃダメだ」と前日に励まされ、会見直前にも電話を掛けたという幸子。サプライズでさだからメッセージが読み上げられると唇を震わせ、にじみ出る涙をぬぐった。「お兄ちゃんであり大親友であり恩人。お兄ちゃん、恩人です。本当にありがとう」と感無量。

 元々は来年のデビュー50周年記念に向けて作られたという楽曲で“再出発”。歌詞には「耐えて耐えて耐えて 生きて生きて生きてそれでも笑えたら良いね」と半年の騒動に重なるもので、「自分史だと思った」と明かした。「さだにぃには全てを話して全部分かってます。その上でこのうたを書いてくれたんだと思います」。しかし、自分史としてよりも、苦しんでいる人たちの代表としてメッセージを歌うと意気込んだ。

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