妻夫木聡　松嶋菜々子と対決！「冷たい人だったらどうしようと」

江崎グリコ「アーモンドピーク」の新ＣＭに出演する松嶋菜々子と妻夫木聡

　女優の松嶋菜々子（３８）と俳優の妻夫木聡（３１）が１１日から放送されるグリコ「アーモンドピーク」の新ＣＭ「オリエン」編で初共演した。サザエさん一家の２５年後を実写で描いて話題になった「オトナグリコ」の新シリーズＣＭ第１弾。２人が演じるのはライバル広告会社のクリエーティブディレクター。「アーモンドピーク」の競合プレゼンテーションに向け、火花を散らす。

　松嶋はヒットＣＭを連発する敏腕クリエーター、妻夫木はＷＥＢに新たな価値を見いだす新進の注目株。性格、考え方など真っ向から対立する。舞台はグリコ会議室。「テレビＣＭを考えてほしい」という宣伝部長に対し、左右に分かれて座る松嶋率いるＡ社チームと妻夫木のＰ社チーム。「決め手はカリッとした歯ごたえだ」と口火を切る妻夫木に、「決め手は商品名。カリッという歯ごたえなんて消費者には関係ないわ」と松嶋。この言葉に妻夫木は「アーモンドピークって覚えにくいですよ。いっそ商品名を変えるのもありですよね」と勇み足。当然、宣伝部長は「なしです」と却下。「ポイント稼ごうとして自滅してるわ。いい気味ね」とつぶやいた松嶋は、指でつまんだアーモンドピークを自分の両目にかざし、その顔を妻夫木に向けて挑発する。

　初共演について妻夫木は「最近のドラマで演じられた役のイメージが強烈で、冷たい人だったらどうしようって、ドキドキしながら来ました。実際はとても優しい方で、笑顔も素敵でした」と話し、松嶋は「車のＣＭの印象が強くて。優しい感じのキャラクターだったので、わたしの場合とは逆に、イメージ通りの優しい方でした」と互いの印象を語った。