キョンキョン 初の朝ドラでアイドルの母親役に

[ 2012年9月7日 06:00 ]

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で母親役の小泉今日子(左)から「命懸けで守る」と言われ笑顔を見せる能年玲奈

 来年4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に、女優で歌手の小泉今日子(46)がヒロインの母親役で出演することが6日、発表された。82年3月のデビュー以来、NHK朝ドラへの出演は初めて。

 岩手・北三陸を舞台に海女修業をする能年玲奈(19)演じるヒロインが町おこしのシンボルの「地元アイドル」として人気になり、全国のアイドルを目指す物語。そこに、「なんてったってアイドル」(85年)などのヒット曲でトップアイドルに上り詰めた“本物”が登場する。

 小泉は、都内で行われた会見で「40代になってずいぶんたって、早起きができるお年頃になりました。朝ドラをずっと続けて見て、ヒロインと一緒に泣いたり、笑ったり、街の人を応援したりしています。出る側になるので、うれしいです」と、時の流れをかみしめながら笑顔であいさつ。「伝説のアイドルの小泉さんがお母さん役なんて…」と緊張する能年にほほ笑みかけ「能年さんがヒロインとして成長して、女優としても何かつかんでいく瞬間を見られるのが楽しみです。命をかけてお守りします!」と早くも母親の顔を見せた。

 01年の「風花」で日本アカデミー主演女優賞、05年の「空中庭園」でブルーリボン賞主演女優賞を受賞するなど、女優業が充実。初挑戦となる朝ドラに「宮藤官九郎さんの脚本で、今までの朝ドラとは違うチャレンジができそう。ワクワクしています」と意気込んだ。訓覇圭チーフ・プロデューサーは「アイドルを目指す娘の母は、ストレートすぎて面白いと思いました」と説明した。

 ヒロインの祖母は宮本信子(67)、父親は尾美としのり(46)が演じる。

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