沖縄の高3 「笑顔甲子園」漫談で王座 

[ 2012年8月26日 17:57 ]

 高校生が落語や漫才といったお笑いの腕前を競う第2回「笑顔甲子園」が26日愛媛県新居浜市の市民文化センターであり、漫談で挑んだ那覇市の沖縄県立那覇商業高3年大屋佳己さん(18)=芸名はメガネロック大屋=が、応募のあった34組のグランプリに輝いた。

 女子生徒が多数を占める商業高校の男子ならではの苦労話をネタに約400人の観客を沸かした。「緊張したけれど、お客さんに楽しさを伝えたいと頑張った」と、表彰式では満面の笑みでトロフィーを受け取った。

 プロのお笑い芸人や新居浜市長が審査し、落語家の林家三平さんは「若さがあふれ輝いていた。まっすぐ進んでほしい」とエールを送った。

 予選は芸を収めた映像で争い、関東から九州までの高校生から応募があった。地元、愛媛県からの特別枠3組を含め計12組が本選に進んだ。

 笑顔甲子園は新居浜市が主催。地域の高齢者や子どもたちを楽しませる人材を増やしたいと、昨年から始めた。

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2012年8月26日のニュース