桑名正博が“選曲した”ベストアルバム１１・１４発売

　脳幹出血で倒れ入院中の歌手・桑名正博（５９）のベストアルバムが１１月１４日に発売されることが２４日、分かった。

　「セクシャルバイオレットＮｏ・１」「哀愁トゥナイト」「月のあかり」「テキーラ・ムーン」など約３０曲を収録した２枚組で、タイトルは未定。関係者によると、「過去２４枚のアルバムから本人と共に選曲した」と言い、新曲や新たに取り直した楽曲はないという。

　ことしのデビュー４０周年を記念して進行していた企画で、桑名が倒れた７月１５日の数日前にも、都内で本人を交えて打ち合わせが行われていた。「突然の病気で企画が頓挫しかけた中、発売にこぎ着けられてホッとしている。この機会に桑名の歌の魅力をより多くの方に感じてもらいたい」と期待する。

　桑名は２４日現在も、意識不明。長男でミュージシャンの美勇士（３１）は、桑名の病状について「最初は１２時間と宣告され、次に３日、２週間以上持った人は見たことがないと院長から言われ…」とツイッターで明かしているが、搬送されてから４０日が過ぎた。関係者は「今もいい顔色で眠っている状態」とした。