GLAY 2日間で10万人動員!“7大サプライズ”も発表

[ 2012年7月30日 06:00 ]

サプライズ報告で会場を沸かせたTERU

 4人組人気ロックバンド「GLAY」が29日、大阪・長居スタジアムでライブを開き、28日との2日間で10万人を動員した。「ビッグ・サプライズ・パーティー」と名付けられたこの日のアンコールでは、2年後に東北での大規模イベント「GLAY EXPO」を開催することなど“7大サプライズ発表”も行い、浪速の夜を熱く盛り上げた。

 日産スタジアム(横浜市)で開かれた15周年記念ライブ以来、3年ぶりのスタジアムライブ。前回と同じく「HOTEL GLAY」に見立てた高さ30メートル、間口100メートルに及ぶステージセットで観客を出迎え、4人は“最高のおもてなし”を提供しようと、アリーナを一周する全長500メートルの花道を駆け回った。

 オープニングでは、支配人・TAKURO(41)が「長居でも、HISASHIのギターを替える回数やJIROの(表情豊かな)笑顔の種類など、GLAY新記録が生まれてます!」と、ロンドン五輪にも負けない前日からの盛り上がりぶりをアピール。今回は、「USJ」「FM802」などの“関西名物”を歌詞に取り入れた新曲も披露。ボーカルのTERU(41)は、「売れないころから関西にはお世話になった。好きやねん!」と呼びかけた。

 さらに最大のサプライズは、アンコール冒頭に用意されていた。舞台中央の巨大モニターで発表された“7つのお知らせ”。(1)年末にシングル2枚同時発売 (2)13年新春にアルバム2枚同時発売 (3)同2月から大阪を皮切りに25万人動員のアリーナツアー (4)同年春にアジアなどで海外ツアー (5)同年夏には地元・北海道函館市内で同市最大規模の野外ライブ (6)デビュー20周年ドームツアー (7)14年に大規模ライブ「GLAY EXPO」を被災地・東北で開催。盛りだくさんの内容に、5万人が歓喜した。

 「BELOVED」など全20曲をファンと歌った約3時間。TERUは「これからもファンとの約束を守るバンドとして活動し続ける。絶対に解散はしません」と宣言。14年に迎えるデビュー20周年の節目に向け、盛大かつノンストップで駆け抜ける意気込みを見せ、熱い2日間の幕を閉じた。

 ≪「20周年のドームツアー開催」は13~14年に実現へ≫サプライズ発表された「20周年のドームツアー開催」には、大歓声が上がった。02年1月15日に行われた東京ドーム公演で、TERUが「またここに戻ってくる」と自身の白いジャケットを置いてステージを去って以来のドームでのライブ。日時は発表されなかったが、13~14年に実現するとみられる。

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