ジャイアンの歌声が由紀さおり!?秘密道具で美声に変身

[ 2012年6月13日 07:30 ]

ドラえもん(右)、ジャイアン(左)とポーズを取る由紀さおり (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 歌手の由紀さおり(63)がジャイアンになる――!?15日放送のテレビ朝日「ドラえもん」(金曜後7・00)で、ジャイアンの悪声が由紀の美声に変わるという驚きのシーンが登場する。

 6月15日はジャイアンの誕生日。大張り切りで、空き地でバースデーリサイタルを開催したジャイアンだったが、のび太たちは大迷惑。ジャイアンの歌といえば、ひどい音痴と悪声でおなじみ。近所の家が震えるほか、オーディション番組に出演すると、全国のお茶の間のテレビを故障させ、耳にした多くの人を病院送りにした“実績”もある。

 危機を救うため、ドラえもんが「由紀さおりの声になれるキャンディー」を差し出すと、それをなめたジャイアンの悪声が一転して美声に大変身。

 由紀は昨年10月に発売した米ジャズバンド「ピンク・マルティーニ」との共作アルバム「1969」が世界的にヒット。世界が認めたその歌声で、♪荒ぶる!ハートフル!俺ジャイアン――などの歌詞のある、昨年発表のジャイアンの新曲「ジャイアンにボエボエ」とスイス民謡「おおブレネリ」を披露した。さらに、「心の友よ~!」というジャイアンのおなじみのセリフも吹き替えた。

 声優も「数十年ぶり」という由紀は「“ドラえもん”の中に、私がこういう形で登場できるのは幸せなこと」と笑顔で感想を話し、ジャイアンに「歌は、心で歌えばいいの」とアドバイス。そして「声の良しあしは関係ない。歌を歌うってことは、相手に気持ちを伝えることだから、気持ちがあればいいのよ。ジャイアンはシャウトする歌を歌ってみたらどうかしら」と提案。最後はガッチリと握手していた。

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2012年6月13日のニュース