馳浩議員 衆院予算委で“キンコン梶原問題”を追及

[ 2012年6月13日 07:47 ]

 自民党の馳浩衆院議員(51)が、タレントの母親の生活保護受給問題に“参戦”した。12日の衆院予算委員会で、「有名な芸人さんが、お母さんが昨年から生活保護を受けていたことで先月会見して事情説明した。その瞬間、“あれ?”と思った」と指摘した。

 馳議員は2つの高層マンションの写真が載ったパネルを示しながら、「1つは芸人さんがお母さんに買ってあげたマンション。もう1つは、お母さんのマンションの隣にあり、芸人のお兄さんが住んでいる。不動産登記情報で確認した」と説明。個人名は挙げなかったが、事実関係からお笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太(31)のケースであることは明らか。馳氏は前日11日付の自身のブログに、質問のテーマの1つとして「キングコング梶原君のお母さんの生活保護費受給問題」と書き込んでいた。

 予算委では、母親のために購入したマンションのローンの支払い状況や、隣に住む兄が自衛官であることなどを説明し、小宮山洋子厚生労働相らに「扶養義務者のお兄さんが隣に住んでおり、これらの事情を全て踏まえて(受給が)認定されたのか」と追及。また、「ケースワーカーは受給者が増え大変な負担になっている」として、民生委員による支援などを提案した。

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2012年6月13日のニュース