「脱・優香」の決意 来月で32歳「今の私を見せていきたい」

[ 2012年5月13日 10:31 ]

ドラマからバラエティーにコントまで。テレビを通してお茶の間を癒やし続ける優香

優香インタビュー(1)

 女優でタレントの優香(31)が30代にして“大人宣言”だ。高校2年の時にグラビアアイドルとしてデビューして15年。バラエティー番組での明るいイメージで人気だが、女優業では母親役やバツイチ役に挑むなど大きな転換期を迎えている。「来月で32歳になる今の私を見せていきたい。結婚はずっとしたいです!」と明かす、その本音に迫った。

 デビュー時からのファンである記者の前に現れた優香は、テレビで見る以上にきゃしゃで小柄だった。バラエティー番組でのはじけるような若さと明るさは抑えめで、語り口も物静か。

 「それはそうですよ。だって、10年前のような“はじけ感”はないですよ。体のラインなど、年齢的に落ちた部分はあるでしょうし。それに、もともと普段は、人の話を聞いている方が多いんですよ」と笑顔で明かした。そのほほ笑みには代名詞の“癒やし系”の魅力に、洗練された“淑女系”の香りが漂った。

 30代になって迎えた転換期。仕事では今年に入り、NHK総合「本日は大安なり」でウエディングプランナー役、アニメ映画「ももへの手紙」では初の母親役を好演。放送中のTBS「パパドル!」(木曜後9・00)では錦戸亮(27)演じるトップアイドルと極秘結婚した、バツイチの子持ち女性を演じるなど“大人の女性”の役が続いている。「意外な面を見せていきたい」と新境地の開拓に張り切っている。

 9年間担当したTBSのバラエティー「王様のブランチ」の司会を3月いっぱいで降りた。同じく司会を務めたフジ「グータンヌーボ」は放送終了。女優業に打ち込める環境を整えた。

続きを表示

2012年5月13日のニュース