ゆきりんのドラム ディレクターも太鼓判「一番はまった」

[ 2012年2月7日 10:29 ]

1月22日「セットリストベスト100」で、鮮烈なドラムを披露した柏木由紀

AKB48バンド第1弾「GIVE ME FIVE!」2月15日発売

 AKB48のバンド・プロジェクトの成功に向けて尽力したキングレコードの湯浅順司チーフディレクターは「結果的にドラム・柏木が一番はまった」と指摘する。

 「GIVE ME FIVE!」のテンポは190bpm(1分間に刻む拍の数)。これほどスピード感のある曲はロックでもなかなかないが、柏木は本番のライブで見事に叩いて見せた。

 今回のプロジェクトは昨年夏からスタート。誰がどの楽器を担当するかについては総合プロデューサー・秋元康氏の構想を基に湯浅氏ら音楽スタッフが相談しながら決定。当初、秋元氏の「ドラム・柏木」案に湯浅氏は「柏木は腹筋もできないから正直無理だと思った」という。

 ところが、柏木ら選抜メンバー計18人は多忙なスケジュールを縫って必死に練習。講師として招いたスタジオミュージシャンやガールズバンド「Gacharic Spin」の手厚いサポートもあり、メンバーそれぞれが約5カ月で驚異的な上達を見せた。

 湯浅氏は「ちなみに、高橋みなみと前田敦子のギターは私が教えた。2人ともゼロからのスタートだったが、もともとリズム感があるし、筋がいい」と太鼓判を押す。18人は今後のライブで、さらに向上したバンド演奏を聴かせてくれそうだ。

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