海老蔵 復帰後初の「にらみ」 3日間限定で披露へ

[ 2011年12月31日 07:58 ]

大阪成田山の不動明王出開帳法要に出席した市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(34)が大阪松竹座の「壽初春大歌舞伎」(来年1月2~26日)で5役を務める夜公演「雷神不動北山櫻」の口上で、復帰後初の「にらみ」を披露することになった。

 30日、同所で行われた公演の成功と大入りを祈願する大阪成田山の本尊・不動明王出開帳法要に出席。導師の飯島照輝主監(71)から「公演では日本中をにらみつけ、災害のない元気と勇気のある日本にしていただきたい」と言われ、「予定はないですが、父ににらんでいいか相談してみます」と返答した。

 にらみと言えば成田屋の“専売特許”で、見た者には無病息災などのご利益があるとされる所作。海老蔵は式後、さっそく父・團十郎(65)に話し、初日から4日までの3日間限定で披露することが決定。昨年11月、ほお骨の陥没骨折などを負った際にはにらみができなくなる危機もあったが、自身の代名詞とも言える得意の顔で完全復活をアピールする。

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2011年12月31日のニュース