AKB号泣…レコ大“ゲット”!「皆さんに感謝」

[ 2011年12月31日 06:00 ]

レコード大賞を受賞し、秋元康氏に祝福されるたAKB48のメンバー

第53回日本レコード大賞

(12月30日)
 第53回日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)の授賞式が30日夜、東京・初台の新国立劇場で開かれ、AKB48の「フライングゲット」が大賞に輝いた。女性グループの受賞は78年のピンク・レディー「UFO」、89年のWink「淋しい熱帯魚」に続き3組目。最優秀新人賞も少女7人組「Fairies」が選ばれ、なでしこジャパンら女性の活躍が目立った11年を象徴する受賞となった。

 結成7年目、フライングゲットで初の大賞をゲットした。

 大賞で名前を呼ばれた瞬間に嗚咽(おえつ)を漏らした前田敦子(20)を筆頭に、大島優子(23)らメンバーはみな涙した。号泣する高橋みなみ(20)と体を支え合いながら壇上に上がった前田は、目を真っ赤にして「応援してくれた皆さん、支えてくれたスタッフ、秋元康先生、すべての方に感謝します」とあいさつ。総合プロデューサー秋元康氏(55)は作詞家として自身初の大賞受賞で、「夢はかなうんだということを彼女たちが証明してくれた」と愛娘たちをねぎらった。

 「フライング…」は、6月の選抜総選挙の上位21人の選抜メンバーが歌唱。アップテンポなナンバーで、マイクスタンドを使ったキュートなダンスが見どころの一曲。8月24日の発売初日にミリオンを突破し、約158万枚を売り上げた。この曲を含め、今年は5作のシングルがすべてミリオンセラーと、モンスターグループに成長した。

 今年のシングルの総売上枚数は約900万枚、DVDなどを含めた音楽ソフトの総売上額は162億8000万円。オリコンの年間ランキングで16部門中7冠を獲得した。また、写真集の年間ランキングでも、トップ10のうち8作がAKB関連。ソロ歌手デビューした前田、CM女王(19社)となった大島ら、メンバーが個々でも活動の幅を広げた一年だった。

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