1万2000人酔わせた クラプトン×ウィンウッド

[ 2011年11月20日 06:00 ]

日本で初めての共演を実現させたS・ウィンウッド(左)とE・クラプトン

 英国を代表するギタリストの2人、エリック・クラプトン(66)とスティーブ・ウィンウッド(63)が19日、横浜アリーナで来日公演を行った。

 69年に半年間だけ活動した伝説的バンド「ブラインド・フェイス」で一緒だった2人。クラプトンは2年ぶり19回目の来日、ウィンウッドは8年ぶり4回目で、日本での共演はこれが初めてだ。

 グループ名と同じタイトルの名盤「ブラインド・フェイス」に収録された「ハッド・トゥ・クライ・トゥデイ」で開演。息の合ったツインギターのプレーに観客1万2000人は大歓声。それぞれのソロ曲やジミ・ヘンドリックスの「ブードゥー・チャイル」など18曲を披露した。

 トークは「コンバンワ、グッド・イーブニング」のあいさつがあったぐらいで、あとは演奏に没頭。交互にギターテクニックを見せつけ合うなどし、最後は肩を抱き合って互いを称えた。12月10日の日本武道館での最終公演まで7都市13公演を行う。

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2011年11月20日のニュース