「渡鬼」後番組 初回は12・5%…市原隼人が2年ぶり主演

[ 2011年10月28日 10:07 ]

 27日にスタートした市原隼人(24)主演のTBS系連続ドラマ「ランナウェイ~愛する君を守るために」(毎週木曜後9・00)の初回平均視聴率が12・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが28日、分かった。初回は2時間スペシャル版で放送された。

 本作は1990年10月から放送され、先月29日の放送で21年の歴史に幕を閉じた同局の人気ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」の後番組として新設されたドラマ枠の“木曜ドラマ9(ナイン)”の第1弾。無実の罪で北九州刑務所に収監されていた4人の若者が脱獄を計画し、社会への反抗心、家族や愛する者のために、度重なる試練を乗り越えながらも北九州から1000キロ先の東京を目指す物語。2年ぶりのドラマ出演となる主演の市原は、無実の罪で刑務所に収監されている青年・葛城アタルを演じる。

 恋人(福田沙紀・21)との間に生まれた娘が余命3カ月の重い心臓病に侵されていることを知り、愛する娘のため、東京を目指す。市原にとってパパ役は今回が初挑戦となる。共演はアタルと同じく北九州刑務所を脱獄する若者を演じる塚本高史(28)、「KAT―TUN」の上田竜也(28)、菅田将暉(18)のほか、同局の連続ドラマ初出演で刑事役を演じる渡哲也(69)ら。

 10シリーズ、全500回(4本の単発含む)の平均視聴率は20・6%という国民的ドラマの後番組としてスタートした同作だが、やや寂しいスタートか。若者向けとして新設された枠だけに、今後、定番枠に成長できるか、見守りたいところだ。

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2011年10月28日のニュース