中川家礼二 引退の名列車復活へ「京阪に就職するしかない」

[ 2011年9月3日 09:50 ]

復活を目指す「びわこ号」の前でポーズを取る中川家の礼二(右)

 1970年に引退した京阪電鉄の「びわこ号」を復活させる「びわこ号復活プロジェクト」のアドバイザーに、お笑いタレントの中川家礼二(39)が就任し、寝屋川車両基地で2日、会見した。「動いたら車掌として乗り込みたい」と目を輝かせた。

 びわこ号は34年、京阪天満橋駅と浜大津駅を結ぶ特急電車としてデビュー。引退後、一時は「ひらかたパーク」で展示され、現在は寝屋川車両基地に保管されている。

 「往年の名車両は各地で展示されていますが、実際に走らせる計画は聞いたことがない。びわこ号の鉄の重い車体は今の電車と違う」と礼二は“鉄ちゃん”ぶりを披露。得意の車掌ネタは幼少時、京阪電車に乗車した経験が礎だけに「ここまできたら京阪に就職するしかないですわ」と強調していた。

 京阪電鉄と寝屋川市が企画するプロジェクトは車体の補修費などに約8000万円が必要。今後募金で2014年の走行を目指す。「京阪沿線にゆかりの(寝屋川市出身)ピースの又吉、(枚方市出身)COWCOWにも寄付を呼びかけたい」と訴えていた。

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2011年9月3日のニュース