紳助騒動 フジ「遺憾」…改編「継続は五分五分」

[ 2011年9月3日 06:00 ]

島田紳助さんが司会を務めていた番組の継続について、テレビ局は苦渋の選択を迫られている

 暴力団関係者との関係を理由に芸能界を引退した島田紳助さん(55)が司会を務めていたフジテレビの「クイズ!ヘキサゴン2」(水曜後7・00)について、同局は2日、「継続するかは五分五分の状態」とコメントした。東京都港区の同局で行った「10月期番組改編説明会」で、現王園佳正編成部長が述べた。

 荒井昭博編成制作局長も同席。「紳助さんとは“オレたちひょうきん族”から30年くらいのお付き合いですが、寝耳に水で、全く知らなかった。記者会見の当日の夕方に聞いて、われわれも驚いた」と述べた。その上で「紳助さんに関しては遺憾に思っている。ただ、残りのヘキサゴンファミリーはいい番組を作ろうと頑張っているので、紳助さんとは切り離して考えている」とした。

 先月23日の引退会見後、同番組は24、31日放送分は別番組に差し替えた。今月7日は“ヘキサゴンファミリー”の「FUJIWARA」の藤本敏史(40)と、つるの剛士(36)、14日は「品川庄司」の品川祐(39)と上地雄輔(32)の司会で放送する。これ以降については「調整中」としていたが、現王園部長は「続けるか続けないかも含めて調整中で、現段階では五分五分」と一歩踏み込んだ発言をし、終了も選択肢から外れていないことを明らかにした。

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2011年9月3日のニュース