倉木麻衣が日本代表!「中日韓友好音楽祭」出演決定

[ 2011年8月20日 06:00 ]

なでしこ・チャリティーマッチで国歌独唱をする倉木麻衣

 歌手倉木麻衣(28)が08年の北京五輪のメーンスタジアムとなった「鳥の巣」(北京国家体育場)に、海外のポップス歌手で初めてステージに立つことになった。来月25日に開催される「中日韓友好音楽祭」に日本代表として出演することが決定。歴史的なステージに「空に向かって音が羽ばたいていくような気持ちで歌いたい」と“鳥の巣”らしい意気込みを語った。

 8万人を収容する中国最大級のスタジアム「鳥の巣」。中国初開催となった五輪のド派手な開会式が行われ、陸上男子100メートルでジャマイカのウサイン・ボルト(24)が9秒69の世界記録(当時)を打ち立てるなど数々の名場面を生んだ場所に、倉木が立つことになった。

 音楽を通し東アジア3カ国の文化交流を図るイベント。中国政府機関が出演をオファーしており、関係者は「これまでのアジア圏での実績と人気が評価された」と話している。

 倉木は07年に中国山東省でサッカーの日中韓クラブ王者が対戦した「A3チャンピオンズカップ」の公式テーマ曲を歌唱。09年秋のアジアツアーでは、台湾、韓国、香港、上海の全公演で満席になり、アジアで高い人気があることを示した。

 また、倉木の曲が主題歌となったアニメ「名探偵コナン」が中国で大人気。さらに、09年から2年連続でイメージキャラクターを務めたKOSEの化粧品「エスプリーク プレシャス」がアジア10カ国で広告展開。知名度の高さもオファーを後押しした。

 今年5月にはファッションショー「TGC in 北京」に出演し、北京で初めて生歌を披露。現地ファンから「コンサートをして」と求められ、倉木も「また北京を訪れたい」と話していた。そんな中での大舞台決定に「約束を早く実現できてとてもうれしいです。北京五輪のスタジアムはとても壮大なイメージ。空に向かって音が羽ばたいていくような気持ちで歌えたらと思います」と胸をときめかせている。

 同音楽祭には日中韓を代表するアーティストが各4組計12組が出演予定。韓国からは日本でも人気のK―POPグループが出演へ調整中。地元・中国からも国民的スターの女性歌手クリス・リー(27)や、香港のイケメン歌手ニコラス・ツェー(30)らが出演する。

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2011年8月20日のニュース