12歳荒川ちか「裏切らなければならない時代があったことはとても悲しい」

[ 2011年8月9日 08:20 ]

日本テレビのスペシャルドラマ「犬の消えた日」で柴犬の雑種と熱演する、荒川ちか

 日本テレビの終戦スペシャルドラマ「犬の消えた日」(12日後7・00)で、子役の荒川ちか(12)が命の尊さを伝える重要な役を演じる。

 第2次大戦中、兵士の防寒のための毛皮を調達する目的で、国民に「飼い犬、飼い猫を供出せよ」という命令が下る。荒川の役どころは、愛犬を家族の一員として守ろうとする少女。松村あゆみプロデューサーは「当時の大人には許されなかった、戦争についての“なぜ”との問いかけを存在そのもので示してくれた」と絶賛。荒川は「動物を裏切らなければならない時代があったことはとても悲しい」と話している。

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2011年8月9日のニュース