「がんばっぺよ」西田敏行が炊き出し700食

[ 2011年6月27日 07:53 ]

埼玉県加須市に集団避難している福島県双葉町の町民の慰問に訪れた西田敏行(左)

 福島県郡山市出身の俳優西田敏行(63)が26日、同県双葉町から町民が集団避難している埼玉県加須市の旧県立高校を訪れ、トークや炊き出しをして町民を励ました。

 一人一人と握手しながら、「がんばっぺよ」「原発事故は必ず収束します。大丈夫」と声を掛け、オリジナルのTシャツとポロシャツ各700枚を配布。トークショーでは、リクエストに応え、自身のヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」をアカペラで披露。「福島県民は本当に強い。双葉町に胸を張って帰りましょう」と呼び掛けた。

 避難中の女性(58)は「同県人の励ましは心に響く。元気づけられた」と笑顔。西田はラーメンなど約700食も振る舞い、旧高校近くの映画館に町民を招待。約80人が、東北を舞台にした西田主演の映画「星守る犬」を観賞した。

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2011年6月27日のニュース