杉本彩「もう一度お酒を…」小向美奈子「ただただ動揺」

[ 2011年5月7日 06:00 ]

昨年10月、映画「花と蛇3」の公開記念緊縛ショーで小向美奈子を縛り上げる団鬼六氏

団鬼六氏死去

 団さんの代表作を石井隆監督(64)が映画化した「花と蛇」(04年)「花と蛇2」(05年)に主演した女優で作家の杉本彩(42)は「(ヒロインの)静子を演じさせていただいたことは私の宝」と文書でコメントを寄せ、恩師の死を悼んだ。

 初めて会ったのは撮影に入る8年前。「優しくて穏やかな先生のお人柄に触れて、ほっとしたことを思い出します」と振り返り「その後、先生とはたくさんご一緒する機会に恵まれて、いい男とは…いい人生とは…男と女の成熟した愛の形とは…という、人間として、女として、とても大切なことを学んだような気がします」と感謝の言葉を書き連ねた。

 そして「日本一、男であることを楽しんだ団先生」「知的な大人の男たちのあこがれの存在である団先生」とつづり、「愛と官能とユーモアと才能にあふれていた本物の紳士…最高に可愛い大人の男…団先生、本当に大好きです。もう一度先生とお酒を飲みたかった」と無念さをにじませた。

 昨年公開の「花と蛇3」(監督成田裕介)に主演した小向美奈子(25)も「とても紳士な方でした」としのんだ。自身は3月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたものの処分保留となり、国内で謹慎中。団さんからは「今度はもっと軽いSM(の映画)で使おうか」とエールを送られたばかりで「ただただ動揺しております。私自身、最近いろいろあったせいで、先生がお元気なうちにごあいさつにうかがえなかったことが後悔の念の極み」と悼んだ。

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2011年5月7日のニュース